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県議四十年 皆様に感謝

県議会議員 後藤 源 

花は愛惜あいじゃくに散る

 花は萎れて落ちるのもあれば、枯れて飛ばされ無くなるのもある。中には美しく咲いたまま惜しまれて散っていく花がある。現役引退も、惜しまれながら身を引いていくのも辞め方の一つであろう。そんな思いで昨年の暮、引退を決意し突然表明した。天皇陛下も元気な中で皇太子殿下に位を譲られるという譲位が行われる年、私も気力、体力を温存した中で後進に道を譲り、今後は若い者を育て支えていく役割を果たしていきたいと思う。花は愛惜に散る如く。

天職 県議、市議52年

 昭和54年落選候補者と揶揄されながらも激しい選挙戦を勝ち抜いて初陣を飾ってから10期連続当選を果し、いつの間にか40年を経過した。この間県議会議長にも就任し、長野冬季オリンピックの開会式に出席する機会にも恵まれた。また自民党山形県連幹事長を二度歴任させて頂いた。
 二度目の幹事長の時、加藤の乱に遭遇した。その時の全国幹事長会議では、山形県の幹事長の発言が注目された。山形県連は、どんな事態が起きようと加藤紘一氏を守る、野中幹事長独断の除名処分は越権行為であり、仮に行われたとしても屁の河童だと息巻いた。翌日の全国紙に、山形の幹事長が屁の河童と言ったと書かれた。幹事長は選挙を仕切らなければならないし、県の政治、政界の要です。幹事長を経験したお陰で多くの人脈が出来、40年間県議の活動を継続することが出来たと思っている。
 その前に米沢市議12年があり、地方議会一筋に仕事をしてきた。市議、県議が私に与えられた天職であったかも知れない。

古い奴だとお思いでしょうが

 古い奴だとお思いでしょうが、古い奴ほど新しいものを欲しがるものでございます。かつての俳優鶴田浩二が歌う「傷だらけの人生」の歌のセリフです。
 政治の場で事業を成就させていくには、積み重ねられた経験が重要と考えます。要望書を持参し一緒に写真を撮って新聞記事に載ったからといって事業が伸展する訳ではない。長年にわたり築いた人脈を通し、責任ある担当者と膝をつき合わせ、意見を交換し必要性を認めてもらうことから始めなければなりません。
 私自身が大きな地元の課題として取り組んできたのが、米沢女子短大の四年制化と、東北中央道の米沢中央インターと道の駅米沢の設置でした。どちらの事業も、その必要性を説き、関係するあらゆる人や部署を訪問して実現への協力を訴え、多くの人を巻き込んで実現することができたのです。そこには、人間同士の信頼関係を作ることができたからだと思っています。
 政治は、時代の進展に合った政策を立案していかなければならない。その度に新しい感覚、若い力が必要です。しかし、長い経験から新しい事業の必要性を見いだし実現させていく力と人脈を、古い奴ほど奥に秘めている。
 古い奴ほど新しいものを欲しがって、いろいろ実現してきました。

車にご当地ナンバー「米沢」を

 昨年置賜三市五町で「定住自立権構想」が承認され、米沢市を中心市と位置付け、中心市と周りの市町との連携が図られることとなった。平成の合併では、置賜で合併の取組みは不調に終わったが、人口減少が進む中、近隣市町との連携がより強まった。定住自立権構想で置賜は一つの意思の統一が求められる。金もかからず、置賜は一つの共通点を具体的に表わす方法は、自動車のご当地ナンバーを設置することだと思っている。エリアで10万台以上の車があれば国交省陸運局に申請する制度である。東北では会津、郡山、盛岡、平泉があり、新しく三陸が認められた。今年2月の置賜総合開発協議会でご当地ナンバーを提案した。三市五町の首長、議長及び置賜総合支庁の幹部、置賜選出県議の集まりで、行政懇談会も兼ねており、懇親会の席に移り、長井、南陽、高畠、川西各市長、町長に個別に話を詰めた。各々の首長は個人的には賛同するという答が返ってきた。ナンバープレートに「牛の顔」でも入れたならユニークで動く広告塔として置賜地域の宣伝に大きな効果を発揮するものと思う。ナンバーを「山形」から「米沢」に変えるだけでより地域が身近に感じてもらえるのではないだろうか。
 置賜の商工会協議会及びJA山形おきたまの役員と置賜県議団の懇談会でも提案している。「置賜は一つ」心のまとまりの方法として考えよう。

「感謝」

 全国都道府県議長会並びに山形県議会より在職40年の表彰を頂いた。県議の仕事を継続するには、四年毎の選挙という関門を通らなければならない。最初は推薦団体もなく引き継いだ地盤も何も無い中での立候補であった。ゼロからの支持者の獲得、後援会づくりに血の滲むような努力を頂きました歴代の後援会長、並びに婦人部ひまわり会長に改めて感謝申し上げます。
 初代後援会長故館野林平様、二代故吉野正八様、三代故相田吉助様、四代故村山正一様、五代曽根伸良様、六代現佐藤良吉様、ひまわり会は初代故黒金かつ子様、二代嘉藤勲子様、三代現細谷文子様、支持者の中には親の代から、或いは祖父母の代から二代、三代にわたって応援頂いた方も多くおられ、表に出なかった支持者も含め、多くの方々の支えがあったればこそ。県議40年の表彰は、支持者の皆様を代表して私が受け取ったと思っております。改めて感謝申し上げます。


後藤 源 事務所 住所:米沢市金池1-4-7  TEL.FAX. 0238-24-7040
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